ミュージカル・ワークショップ
演出家 宮本亜門
スタッフ
振付:麻咲梨乃
歌唱指導:大場公之
ピアノ:中條純子
演出助手:川原あけ未
受講者(26名)
赤穂美紀子(高槻市・フリーター)/井上ゆみ(京都市・フリーター)/岩本治巳(大阪市・ジャズダンス講師)/植田貴子(西宮市・学生)/植村好宏(大阪市・俳優)/江口りつ子(富田林市・学生)/太田みよ(京都市・歯科医師)/岡本明日香(東京都・舞台俳優)/唐木智子(箕面市・舞踏家:クラッシックバレエ)/北野佳子(八尾市・劇団員 俳優)/粂田麻衣(豊中市・学生)/古賀真紀(大阪市・フリーター)/寒川久美子(芦屋市・ダンスインストラクター、ダンサー)/田口浩一(大阪市)/田路千夏(東京都・フリーター)/田村寛子(大津市)/中島博寿(寝屋川市・学生)/中野月子(富田林市)/西川マリア(西宮市・高校生)/林堅太郎(春日井市・会社員)/林浩司(東京都・自営業)/東美幸(池田市・ダンサー)/宮本麻有(堺市・学生)/森崎正弘(大阪市・アルバイト)/森永知里(西宮市・学生)/山本浩介(所沢市・無職)
- アウトライン
- 講師プロフィール
[ワークショップの構成]
- スケジュール
- ワークショップのスタイル
- 公開ワークショップ
[講師によるレクチャー]
- ガイダンス(ワークショップ初日)
- シーン構成
- トークとレクチャー(公開ワークショップ)
アウトライン
最初2日間のワークショップは、宮本亜門講師が演出を行い、専門スタッフが振付や歌を指導しながら、受講生とともに一つのミュージカルのうちのいくつかのシーンを作っていくスタイルで行われた。今回の専門スタッフは、講師が作品を作るときのスタッフである。3日目の公開ワークショップを本番に見立て、スタッフがその完成に向けて構成、演出、振付に手を加えていくのに合わせ、受講生が歌い、踊り、演じるのは、通常の作品づくりの過程とほとんど同じである。シーンごとの大まかな台詞はあらかじめ講師側が設定していたが、シチュエーションやキャラクターの把握、ステージングに至る過程で、講師側と受講者のやりとりによる細かい変更が重ねられた。
テキストは、ブロードウェイで上演されたが、日本ではまだ紹介されていないミュージカル「MERRILY WE ROLL ALONG」(スティーブン・ソンドハイム作)を元に、講師側スタッフが再構成した。上演時間は約20分。
稽古場は一部屋。最初のガイダンスは全員を集めて行ったが、その後はシーンごとの練習となり、練習シーン以外の受講生は、その間、見学したり自主練習を行った。
伴奏、音響はピアノ一台ですべて行う。道具もパイプ椅子だけのシンプルな舞台で、出演者全員のダンスやマイム、ステージングで、いろいろなシーンを表現する。
最終の3日目には、事前に募集した120名の見学者にワークショップを公開した。前半はそれまでの2日間と同じように、シーンごとに練習する様子を見せたが、講師が、演出意図やステージ構成についての考え方など、見学者に解説を加えながら進行したところが公開稽古とは異なる。最後に、本番と同じように最初から最後まで全シーンを通して演じる稽古、ランスルーを行った。
なお、当初は1日3時間の予定だったが、講師からワークショップの時間を延長したいとの要望があり、受講者に確認、了承の上、1日8時間に枠を拡大している。
(プロフィール)
宮本亜門/演出家:
1958年生まれ。幼少の頃から歌舞伎・新派・新国劇に親しみ、高校時代にミュージカルの演出家を志す。ロンドン、ニューヨークに2年間留学。
帰国後の1987年、女性3人だけのミュージカル『アイ・ガット・マーマン』で演出デビューし、続く「ショー・ストッパー・シリーズ」でオリジナル・ミュージカルの若き旗手として一躍注目を浴びた。
演出作品にミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』『香港ラプソディー』、ストレートプレイ『メアリー・スチュアート』、オペラ『愛の妙薬』など。1996年は、3月に新橋演舞場において『〈音楽劇〉狸御殿』を発表。
宛先・お問合せ先
大阪市市民局文化振興課「ワークショップ」係
〒530 大阪市北区中之島1ー3ー20
TEL. 06-208-9167
go TOP of this page
/ go PREVIOUS page
/ go NEXT page
go BACK to 96 Symposium homepage
go BACK to WorkShop homepage