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1995年シンポジウム1996年ワークショップ舞台芸術総合センター(仮称)計画


舞台芸術ワークショップ・大阪 1996

概要・開催までの経緯



概要

 大阪市では、舞台芸術の世界的な拠点をめざす創造のための劇場「舞台芸術総合センター(仮称)」の計画をすすめています。その実現に向けたプレ事業として、1995年の国際シンポジウムにひき続き、1996年はワークショップを開催しました。
 舞台芸術総合センター(仮称)は、創造に携わる実践的な人材の育成を重要な柱としていますが、ワークショップは、人材育成の手法であるだけでなく、講師を含めた参加者が、ともに未知の舞台芸術を求め、発見していくための場でもあり、新たな舞台芸術の創造にとっても重要かつ有効な手法であると考えています。
 そこで、今回のワークショップは、一方的な教育・訓練の場ではなく、21世紀の舞台芸術を創造するための助走と位置づけ、身体・言語・音楽などの「表現」に携わる人たちの交流・刺激の場としての役割を重視しました。
 講師には、絶えず意欲的な作品の創作、発表に取り組み、国際的な活動を続けて、専門家のみならず一般にも高い評価と支持を受け、来る21世紀においても創造の第一線での活躍が期待される、宮本亜門、野田秀樹の両氏をお迎えし、多数の応募の中から、書類審査およびオーディションによって、参加者を選考しました。

開催までの経緯

8月  新聞・雑誌等に開催を案内

 ポスター・ちらしを、各区役所、地下鉄駅広報板、劇場や劇団などへ配布。また、スタッフによるパソコン通信やインターネットを使用した応募の呼びかけを開始。

9月  公募開始

 所定の用紙に、芸歴と800字の自己PRを記入し、写真2枚を添えて申し込む形とした。

9月  公募開始

 所定の用紙に、芸歴と800字の自己PRを記入し、写真2枚を添えて申し込む形とした。

9月20日(金)  応募書類受付の締切り

 応募総数は、のべ1108通に達した。そのうち、170人は両方に応募していたので、応募者の合計人数は938人である。内訳は次の通りであった。

ミュージカル演劇
37143
414514
451657

 応募者938人の地域別分布は、次の通りであった。
大阪市内241
大阪府(大阪市外)293
滋賀県15
京都府95
兵庫県171
奈良県39
和歌山県8
関東41
中部・東海・北陸20
中国・四国11
東北・九州4

 また、応募者938人の年齢分布は、次の通りであった。
年齢人数年齢人数年齢人数
14歳以下1924歳8034歳13
15歳925歳5735歳8
16歳2026歳5236歳7
17歳3627歳4337歳5
18歳3628歳3838歳3
19歳7529歳4339歳2
20歳8630歳1940歳5
21歳6931歳1241歳以上12
22歳9232歳16
23歳6833歳11不明2

 職業は、俳優やダンサーなどの舞台関係者や学生、フリーターが多数であったが、公務員、会社員、自営なども見られた。

 なお、直接、市役所に提出に来庁する応募者も多数いた。

9月26日(木)  書類選考

 オーディションの実施が可能な人数として、演劇ワークショップは100人、ミュージカル・ワークショップは120人に絞った。

10月9日(水)  演劇ワークショップ オーディション

 野田秀樹氏が来阪し、オーディションを実施。
 20人ずつ、実際のワークショップで行うような体を使ったゲームを行い、その中で、野田氏が一緒にワークショップをしたいと感じられる人を選んだ。
 最後に、声を聞くため、「赤鬼」の台詞をひとりずつ朗読した。
 24人を選考し、当日、発表した。

10月16日(水)  ミュージカル・ワークショップ オーディション

 宮本亜門氏と氏のスタッフ(振付、ピアノ)が来阪し、オーディションを実施。
 ダンスの振りうつしを行った後、オーディションは、5人ずつのダンス、1人ずつ前に出て歌う形で進行し、まず27人を選考。
 引き続き、台詞のチェックを行って、追加と絞り込みを行う予定であったが、結果、この27人が選考された。

報道

 大手新聞各社や地方新聞の文化欄、情報誌あわせて7紙誌に募集に関する記事が掲載された。また当日の取材を経て、日経新聞は舞台芸術総合センター(仮称)構想についての特集記事を掲載した。前年のシンポジウムと同様にテレビの当日取材もあり、ニュースとして放映された。


宛先・お問合せ先

大阪市市民局文化振興課「ワークショップ」係
〒530 大阪市北区中之島1ー3ー20
TEL. 06-208-9167

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