(2003年2月20日更新)
2003年3月に始動をはじめた わかぎゑふ演劇ワークショップ。
最終ワークショップまで参加した受講者は、リリパットアーミー II 劇団員とともに
2004年1月から新作公演の舞台に立っています。
大阪市では、世界の拠点劇場をめざし「創造のための劇場・CREATIVE FORCE」を基本コンセプトとする舞台芸術総合センター(仮称)の建設計画を大阪・中之島にすすめています。そのオープンに向けたプレ事業も9年目をむかえました。
未知の舞台芸術を求め発見してゆく共同実験的な場へのご参加を広く呼びかけ、将来、舞台芸術総合センター(仮称)を活躍の場にしたいとお考えの方々に、開館前から事業に参画していただき、新たな時代の舞台芸術創造のための準備をともにすすめていきたいと考えています。
演劇ワークショップは、2003年の3月(第1次・公開)に続いて7月(第2次)、11月(第3次)、すべて終了しました。当初お知らせしていたとおり、公演オーディションも兼ねていましたので、このワークショップ終了と同時に、新作公演の舞台に立つ方が確定しました。12月からは劇団員とともに稽古に明け暮れ、そして無事、大阪の初日の幕を明けることができました。ご協力いただきましたみなさま、また応援してくださいましたみなさま、ありがとうございました。
今は、福岡公演も終え、東京公演に向けてさらに気持ちを引き締め、稽古に励んでおります。
さて、その公演の内容は・・・
■ちゃちゃちゃ〜ある洋服職人の物語〜■
リリパとラックシステムのパッチワーク!
大阪弁×エンターテインメント。究極の縫合!!!
時は幕末、慶応元年。
日本はすでに開国に向けて着実に歩んでいた。
そんな折、大阪は道修町にある職人が多く住む長屋に
ある夜、とんでもないものが運び込まれた。
血のべっとりついた洋服である。
京都から大阪までお忍びで遊びに来ていた外国人が
遊郭で攘夷党の侍に斬り殺されたというのである。
「ズタズタの洋服をなんとかもとのように繋いでくれ。
そうしたら、今回のことを公にせずにすむ」と
幕臣である侍が職人に頭を下げにきたのだった。
困惑する職人たち。
「着物の針やったら服に通おらへんから縫えまへん」
と断る老職人。
これまでか?と思われたその時家内から
「針やったら作りましょか?」という声が!
その声の主こそがこの物語の主人公の一人、辰五郎であった。
もとはかんざし職人だったが、器用が高じて何でも作るという天才である。
物語は、怒涛のように様式化していく日本を背景に
侍だけではなく、職人たちの人生をも大きく変えていく。
リリパットアーミーII の1年ぶりの本公演となります。
刀をミシンに持ち替えて奮闘する男たち、針と糸を武器に社会進出を果たす女たち…。
■作・演出■ わかぎゑふ
■出演■
わかぎゑふ / コング桑田 / 及川直紀 / 朝深大介 / 生田朗子
野田晋市 / 千田訓子 / 西尾崇 / 宮村陽子 / 萬谷真之
安田武敬 / 升田祐次 / 松下詞子 / 東屋宏美
桂憲一(花組芝居) /小椋あずき
わかぎゑふ演劇ワークショップ参加者
上田宏 / 河原新一 / 小冨士大作 / 佐藤拓道 / 上瀧征宏 / 谷川未佳 / 福島健太 / 山本裕子 / 吉田憲章 / 米倉啓
日替わりゲスト3月6日(土)15時&19時 ?
3月7日(日)14時 ?
3月7日(日)18時 木原 実(気象予報士)
3月8日(月)19時 升 毅
3月9日(火)休演日 ?
3月10日(水)19時 八代・植本(花組芝居)
3月11日(木)19時 ケイ・グラント
3月12日(金)19時 ?
3月13日(土)15時&19時 ?
3月14日(日)14時 加納幸和(花組芝居)
[大阪公演でも盛り上がりました・過去の記録]1月31日(土)15時&19時 子守康範(元MBSアナウンサー)
2月1日(日)14時&18時 ぼんち おさむ
2月2日(月)19時 ぼんち おさむ
2月3日(火)19時 茂山宗彦・逸平兄弟(狂言師)
2月4日(水)19時 橋田雄一郎(転球劇場)
2月5日(木)19時 西田シャトナー
2月6日(金)19時 橋田雄一郎(転球劇場)
2月7日(土)15時(大阪千秋楽) 楠見薫
大阪公演
ワッハ上方・ワッハホール
2004年 1月 31日(土) 〜 2月 7日(土)
全席指定/前売¥4,000 当日¥4,300
会場=大阪市中央区難波千日前12-7 YES-NAMBAビル 大阪府立上方演芸資料館内
劇場アクセスはこちら
福岡公演
西鉄ホール(西鉄ムーブ52)
2004年 2月14日(土) 〜 2月15日(日)
全席指定/前売¥4,000 当日¥4,300
会場=福岡市中央区天神2-11-3 ソラリアステージ6F 西鉄ホール
劇場アクセスはこちら
東京公演
本多劇場
2004年 3月 6日(土) 〜 3月 14日(日)
全席指定/前売¥4,000 当日¥4,300
会場=東京都世田谷区北沢2-10-15 本多劇場
劇場アクセスはこちら
チケット取扱→ チケットぴあ ローソンチケット e+(イープラス)
公演日時などの詳細情報とインターネットによるチケット申込み→ 玉造小劇店・リリパットアーミー II のサイトはこちら
(C)太田善彦
■わかぎゑふプロフィール■1959年大阪生まれ。役者・作家・演出家。2つの劇団「リリパットアーミーII」と「ラックシステム」を主宰。リリパットアーミーIIではコメディを、ラックシステムでは大阪弁のシチュエーションドラマを手掛け、交替で企画、上演を続けている。エッセイストとしても著書多数。最近は、小説、テレビ、ラジオの脚本も手掛けている。古典芸能やバレエ、映画、絵画への関心も高く、その方面でのテレビ出演も多い。2000年度・(財)大阪市女性協会・きらめき賞受賞。2001年度・大阪舞台芸術奨励賞受賞(「お祝い(再演)」作・演出にて)
主催/大阪市
総合プロデューサー/林信夫(21世紀ディレクターズユニオン)
企画/玉造小劇店
制作/大西史子(玉造小劇店) 池田加奈子(21世紀ディレクターズユニオン)
協力/(財) 大阪都市協会 (株) CDI
この次のワークショップの開催(募集)は2004年度になります。
事前に本サイトでも告知いたしますので、ぜひともご応募ください。★★
■公演に関するお問い合わせ■
玉造小劇店 TEL. 06-6944-3380
■ワークショップに関するお問い合わせ■大阪市ゆとりとみどり振興局企画調査課ワークショップ係
〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-14-16 WTCコスモタワー17階
TEL. 06-6615-0676
これまでのワークショップなどの情報は、 こちら をご覧下さい。
このワークショップは、当 (株) シィー・ディー・アイが、 大阪都市協会から委託を受けて運営事務を担当しています。 ウェブページへのご要望などは、弊社
(cdi@cdij.org)
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